なんにでもあう

たきたて白米

チュロスが先か幸せが先か

こんにちは、白米うまいうまいです。

 

皆さん、チュロスって知ってますか?

世の中で一番幸せに近い味のする食べ物です。

 

中でも有名なのは、ミスドハニーチュロでしょうか。

 

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http://www.misterdonut.jp/m_menu/donut/dvr01.html

 

好き。

この写真を見ただけでヨダレが出てくるパブロフの犬状態の私ですが、皆さんはどうですか?

 

ミスドハニーチュロも勿論大好きなんですが、私が特に好きなのは真っ直ぐな揚げたてのチュロスです。

そうです、よく水族館や遊園地で売っているアレです。

 

私は元来甘党なので、チュロスそのものの味がドンピシャに好みというのもあるんですが、食べた時にここまで“幸せ”の味がするのには別に理由があると思うんです。

 

それは「水族館や遊園地の食べ物として刷り込みがあった」ということです。

 

私がチュロスと初めて出会ったのは、家族で休日に出かけた水族館のイルカショーの売店でした。

幼い私は初めての水族館にとても興奮したのを覚えています。

中でもイルカショーは、ワクワクで心臓が爆発するのではと思う程に楽しみなアトラクション。

そんなはちゃめちゃな楽しみを前に「ちょっと小腹空いたね」と言って両親が私に買い与えたのが、“チュロス”でした。

揚げたてで砂糖がまぶされた美味しそうな棒、第一印象はそんな感じだったと思います。

ショーが始まる前に席に着き、ドキドキしながらイルカショーの始まりを待つあの時間。

私はショーを待ちながら、両手でしっかりと持ったチュロスをひと齧りしました。

 

サクッ

 

あ、幸せの味だ。

今までに幸せを食べたことはないけれど、幸せに味があっなら、きっとこんな味に違いない。

 

私は、もぐもぐと咀嚼しながら、確信していました。

あったかくて、甘くて、口の端からパサパサと砂糖が落ちることさえ、幸せだと思いました。

 

人生で振り返ってもあんなに幸せな瞬間はあまりないかもしれません。

両親と姉と楽しい空間で初めて出会った甘いお菓子。

 

きっとあれがそれまでに食べたことのあったお菓子なら、ここまで好きにはなっていないと思います。

 

だから、私にとってチュロスは、幸せに最も近い味の食べ物なんです。

 

でも私はきっとチュロスって、幸せをお菓子にしようと思って作られたんだと思うんですよね。

???と、急に皆さん置いていかれたと思いますが、これは本当にそうだと思うんですよ。

チュロスがなければ幸せはなく、幸せがなければチュロスはないのでは?

鶏が先か卵が先か、それと同じジレンマがチュロスと幸せにもあるのではないでしょうか。

 

そうでなければ、単に私の前世がスペイン人なんだと思います。

スペインに旅行行きて〜本場のチュロス食いて〜